オレが勝手に思ってる家系ラーメンの定義って、『吉村家で直接しっかりと修行積んだ人がやってるお店、つまり直系のみが家系ラーメン』って、勝手に、ほんと勝手に思い込んでた。
だからそれ以外の家系ラーメンは、例え横浜家系ラーメンって看板に書いてあっても、この店は家系ラーメンではないのだけれど、家系ラーメンをリスペクトしてる家系ラーメンって勝手に思ってた。
それに、思ってたのは、お店を新規オープンしても、店名の最後に『家』ってついてるだけで『家系ラーメン』って認識されて、直系の家系ラーメンを食べたことない人なんかは『噂に聞いたことがある家系ラーメンがオープンした!』ってなってラーメン好きな人なら絶対に食いに行く。
つまり店名の最後に『家』って付いてるだけでオープン初日からのスタートダッシュの恩恵があってコケることはない。(と思ってた)
オレでもラーメン屋を開業するんなら絶対に店名の最後に『家』ってつけるって思ってた。
だから直系じゃない家系ラーメンはどこかバカにしてる訳じゃないけど、ちょっと行くのためらってた。あの味は修行なしじゃ出せないだろうって。
でも味を確かめたくなって、吉村家とは一切関係ないであろう家系ラーメンに最近行って食べてきた。
感想はというと、直系の家系ラーメンとは似ても似つかない味なんだけど、家系ラーメンとしてではなく、普通にラーメンとしてはアリ。
てか普通に美味しい。
直系の味に寄せるのは難しいけど、一旦あの味の執着を捨てて食べると凄く美味しい。
おまけにライス無料で、しかもおかわりし放題だったりと、嬉しいサービスがあった。我々デブにはライスおかわり自由のお店って、ディズニーランドよりも素敵な夢の場所だからね。店主がミッキーに見えてくるから。
てことで、今まで執着して他の家系ラーメンを食べなかったけど、これからはちょくちょく直系じゃない家系ラーメンも食べに行くことにした。なんせライスおかわり自由のハッピーサービスだからね。
結論、ラーメンはどんなラーメンも美味しいし、直系とか直系じゃないとかどうでもいい。
頭であーだこーだ色々考えるよりも、オレの胃袋は素直に『イエス』と言ってた。
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