20年ほど前の話。
まだ携帯電話もない時代。
アパートに一人暮らしでそのアパートには電話もなかった。
いつも通り仕事に行こうと思ったら身体がめちゃくちゃダルく、起き上がれないくらい身体が重い。
その時は風邪かと思ったけど、あとで思ったけどあれはインフルエンザだ。
風邪ならどんなに辛くても起き上がってなんとか仕事にも行ける。
だけどインフルエンザは全く身体が動かない。
いくら頑張っても動けないのが特徴。
なんとか会社に電話したかったけど、アパートに電話は無いし、公衆電話がある場所までは歩いて約10分。
行きたいんだけどどうしても動けない。
トイレにすら四つん這いで這ってようやく行けるレベル。
もう会社に連絡するのは諦めてとにかく寝て治そう。
そう思って寝た。寝た。寝た。
ほぼ起きることもなく食事もすることなく水分補給すらせずに眠りまくった。
眠りまくったおかげでようやく動けるようになって起きてテレビ付けて日にちを確認。
一日中眠りまくったと思ったらどうやら3日間も眠ってたようだ。
そうなると頭に浮かんだのが会社のこと。
無断欠勤3日間もして明日から普通に出勤したら社長に怒られるどころかクビかなぁって恐る恐る出勤したら案の定死ぬほど怒られた。
事情を説明しても関係ない。
めちゃくちゃ怒られた。
でも怒られただけでクビにはならなかったからほんと良かった。
インフルエンザが流行る度にあの時のことを思い出す。
手洗い鼻うがいしてインフルエンザ予防しないとだな。
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