男の子なら強い男に憧れヒーローに思ってた人が誰でも1人や2人居たはず。
私も子供の頃から今でも心に思うヒーローが居る。
私が子供の頃からのヒーローに思ってる人はジャッキーチェンだ。
もちろん仮面ライダーやウルトラマン戦隊モノも大好きだったが、ジャッキーチェンは別格だった。
何故なら彼だけ『人間』だからだ。
他のヒーローは改造人間だったり宇宙人だったり、全くもって非現実的だが、ジャッキーチェンだけはリアル。現実的、身近な存在なのだ。
もしかしたら頑張ればワンチャン彼のようになれそうな気がした。
少林寺拳法を習えばジャッキーチェンのようになれると思って電話帳を調べたけど、少林寺という寺はあったが武術を教える寺ではなかった。
カンフーは諦めたけどジャッキーチェンのようにバク転出来たらいいなって思って独学で日々練習した。
布団敷いてその上で練習したり冬は積もった雪の上で何度も練習した。
努力した甲斐があっていつしかジャッキーチェンのようにバク転が出来るようになった。
学校の昼休みは友達と連続バク転で50mどちらが先にゴールするか競争したりして遊んだ。
そういえば友達がバク転やると言って、勢いよくジャンプしたけど回転しないで真上に真っ直ぐ飛んだだけっていうことがあったけどその日からその人『ロケット』っていうあだ名が付いてた。
ロケット元気にしてるかな
とにかくバク転はほんといっぱい練習した。
あれから数十年。
この数十年一度もバク転をやってない。
学生時代よりも体重も増えたし体力も衰えただろう
きっと…というか絶対にもう出来ないんだろうな
今バク転やったら首から地面に落ちて首の骨が『エンッ』ってなるんだろうなぁ。
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