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入ったら出られない神社、通称『藪知らず』水戸黄門が入って出られなくなった【市川市八幡】

市川のJR本八幡駅から徒歩5分、市役所の斜め向かいの場所に不和森神社(しらずのもりじんじゃ)通称『藪知らず(やぶしらず)』がある。

八幡では有名な神社だ。

なんでもその神社には言い伝えがあって、その場所に一度入ると出られなくなるという。

それだけ聞くと壮大な広い土地で迷路のようになってる富士山の樹海のようなイメージが浮かぶと思うけど、そうではない。

広さ的には駐車場付きのコンビニぐらいの敷地。

竹が沢山生えてはいるけど向こう側が簡単に見えるぐらい。言ってみればとても小さな敷地。

そんな小さな敷地なのに入ったら出られなくなるっていうのが謎めいている。

昔その噂を聞きつけて水戸黄門がわざわざその藪知らずに入って約40分間出られなくなったらしい。

出られなくなるって知ってるのにその中に足を踏み入れるなんて水戸黄門もどんだけやんちゃな人なんだ。
助さん角さんは水戸黄門の好奇心旺盛さにとても引いたことだろう

通過するだけなら15秒もあれば通過出来そうな狭い敷地を40分も出られなかったとなればその伝説も信憑性がある。

藪知らずについて少し調べてみたら『藪知らずに入った者は泥人形になる』と書いてあった。

ということは藪知らずって、もしかしたら沼地だったのでは?
底なし沼的な場所で泥に足を取られて身動きが取れなくなってそこからなかなか脱出できなくなるってことではないか?
と思い近くに住んでるおばあちゃんに藪知らずのことを聞いた。

おばあちゃんが言うにはあそこは昔小さな川が流れてて醤油屋の社長の豪邸があったらしい。
藪知らず自体は手を加えてないだろうからその隣辺りのことなんだろう。

そしてその小さな川はすぐそこにあった海に繋がってたと言って指を刺したのが本八幡駅。
今は本八幡駅だけど昔はそこは海だったらしい。

川が流れてたということは藪知らずが沼地だった説も信憑性があるかも知れない。

沼地でそこを通るとなかなか出れなくて大変だから埋め立てて沼地にならないように竹を沢山植えたのかも?
という自分なりの結論になった。

実は埋蔵金が埋められてそれが一般の人にバレないように恐ろしい場所として噂を広めたとか、霊的な力が動いてるからそこから出られなくなるとか色んな人から色々聞いたけど、今のところ『沼地だったから出られなかった』っていうのが自分なりの結論で腑に落ちた。

出られなくなるという話になってるけど、年に数回竹薮のメンテナンスと掃除の為に業者さんが敷地内に入って作業して普通に出られてるのを何回も見てるから『出られなくなる』ことはないと思う。
かと言ってイタズラで中に入るのは絶対にしない方が吉。

市川に行く機会があれば是非行ってみてください。

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この記事を書いた人

こんにちはペンネームはけんちゃんです。生きるって孤独な旅ですね。今日も生きれたことですし、とりあえず明日も生きましょうかね。

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