私がまだ会社に勤めてた頃の話。
遅番で出勤したら早番の先輩のもちづきさんがせわしなく動いてた。
早番と遅番の交代の時間だ。
作業場で時間に追われながらのワンオペはさぞ大変だったろう。
私も何度もワンオペは経験あるからそのテンパってる空気感はよく分かる。
私の存在はまだ気づかず焦った様子で小声で独り言を言ってた。
「あーコレやったら次はアレやって、いやこっちが先かな、どうしよう、数足りない、間に合うかな、、」みたいなことを言ってた。
私は元気よく「もちづきさん!おはようございます」と挨拶した。
もちづきさんはようやく私の存在に気づいて挨拶を返してきた。
そして私の出勤にホッとした様子でこう言った「けんちゃん!良かった来てくれて〜、けんちゃん来週の水曜日って何曜日だっけ?」と。
私はなにも考えずにすぐ返した
「来週の水曜日は多分水曜日ですよ」って。
言い間違いに気づいたもちづきさんに「もういいよ!けんちゃんなんか!」って理不尽気味に怒られたのはいい思い出。
先輩のもちづきさん元気にしてるかな
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